ある夏の日

夏の日ネットで知り合ったロータス乗りの人たちがわざわざこの山の中まで遊びに来てくれました。
彼らはサーキットでタイヤが溶けるまで走り、カンマ何秒早くなった、遅かったと一喜一憂し、ときには
スピンして車を壊して半べそかきながらも、その修理のついでにとさらなる新兵器を装着してまた出陣してゆく懲りない人たちです。はるばる来てくれたのにコーヒー一杯しかお構いできませんでした。この私のガレージの前のオレンジのエクシージ。その色が妙にガレージの色と合っていて我がもの顔なのが気に入りません。皆さん、また来てください。