A GARAGE FOR LOTUS

愛車LotusExigeと過ごす伊豆山奥の隠居生活

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

タヌキ

一家4匹で毎晩のようにやってきます。 真ん中に写っているのが親で、後ろが子供のようです。

カケス

警戒心が強く、今のところカメラから1メートル位までがやっとです。 鷹のような眼が精悍です。

STORY(7) - 内がダメなら外

私は完成した設計図をN社長に見せて、アプローチを含めた外溝工事一式をお願いしたいと申し出た。「まんまと社長の罠に嵌ったね」と言ったら、「温泉はどうするつもりなの?」と設計図から目を上げて真顔で聞く。設計では少しでもスペースを確保するため、ユ…

ヤマガラ(2)

この自慢げな顔を見てやってください。 確かにこの土地では私のほうが新参者です。

ヤマガラ(1)

最初に仲良くなった隣人です。 近くで見ているとわかりますが、ヒマワリの種を口にくわえた瞬間にすごい速さで振動させています。 その振動で中身をはかっているようです。気に入らないとプイっと外に捨ててしまいます。

STORY(6) - 主はどっち?

N社長と知り合ったおかげで、私は覚悟を決めることができた。ここまで来たら、中途半端なものを作るのはやめようと思った。安価だという理由で選びかけたログハウスはやめた。価格は高いが寒さに強い高気密住宅にしようと思った私は、住宅展示場に出向き、名…

STORY(5) - N社長

次の週末、私はその同じ道を走っていた。不動産屋に会うためである。前の週、偶然に辿り着いた別荘地の雰囲気がとても気に入った私は、無理をすれば手の届きそうな物件をいくつかインターネットで探し出し、早速案内を頼んでいたのである。だが、待ち合わせ…

STORY(4) - 緑のトンネル

だが、すぐに箱根の別荘地など東京の地価と大して変わらないことがわかった。ただでさえサラリーマンには不釣合いなスポーツカーを無理してローンにしている身分である。他にもローンは山ほど残っている。夢は夢、現実を直視してあきらめるのが良識ある大人…

STORY(3) - 夏の日の出来事

私は今のところレースはやらない。サーキットを走れるほどのドライビングテクニックもないし、愛車を限界まで酷使する度胸もない。何よりも負けず嫌いの私の性格上、ハマッテしまうのが怖い。エクシージが日本の暑さと渋滞を前提にして作られた車ではないこ…

STORY(2) - そしてEXiGEとの出会い

オーダーしてからエクシージが手元に届くまでにはさらに1年近くかかった。全世界で620台程しか作られなかった車である。初めてそのシートに座ったとき、果たして私の手に負えるだろうか心配になった。後で知ったが、この車のオーナーのほとんどはサーキ…

STORY(1) - Elise との出会い

もう、今から数年前のこと。仕事帰りの満員電車、前の座席の若者が読んでいた雑誌にふと目をやると、見たことのない、しかしどことなく若い頃に憧れたロータスヨーロッパに似た濃紺のオープンカーの写真。「これ、何ていう雑誌?」突然に上から覗き込むよう…