A GARAGE FOR LOTUS

愛車LotusExigeと過ごす伊豆山奥の隠居生活

地球の引力

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この三連休も土曜日には法事があり、ガレージに着いたのは暗くなってからでした。

日曜日の朝、台風で倒れた木が気になり見に行くと、何ときれいに切り倒されていました。先週、管理センターの人がついでがあったらやっておきますと言ってくれたのですが、こんなにすぐとは思っていませんでした。チェーンソーの手入れから始めなければと覚悟していた私でしたので、気が抜けてしまいました。

倒れた木の年輪は58くらいでした。私と同じくらいの時に生まれ、ずっとここに立ち続けてきたのに、台風との戦いに力尽きて倒れてしまったのです。そんなふうに考えると何だかこのままここで朽ち果てさせるのも可哀想になってしまい、この木を使って何か作ってやろうと思い立ちました。

が、これがまた大失敗。この位の大きさなら運べるだろうというイメージだけで、根元に近い1メートル位を切り出したはいいのですが、倒れたばかりで水分を含んだ木の重さは乾燥したものとはえらい違いです。おまけに足元は急な崖。丸い物は転がり落ちる。何回も下敷きになりかけて、ここで動けなくなっても誰にも見つけてもらえない恐怖で必死にこらえて、距離にしたらわずか数メートルを運び上げた時には、息も絶え絶えでした。

一服しながら、以前にもこんなことがあったような気がして、思い出しました。丸太テーブルを作ったときです。あの時は結局丸太を運びきれず、半分に切ってそれでもやっとの思いで運び上げたのでした。しかも今回はここからさらにあの時の倍の距離があります。しかし、今回作ろうと思っているものは半分に切ってしまったら意味がありません。途方に暮れた私は、そのまま風呂に入り汗を流して、しばらく昼寝をしました。

で、どうしたかって? 写真の通り、外風呂の下まで運び上げましたよ。太さを測ったら40センチありました。ガレージの表まで運ぶのはさすがに次回にしましたが。

今日の帰りはA8でしたが、体中がゴチゴチで、エクのシートのようでした。