A GARAGE FOR LOTUS

愛車LotusExigeと過ごす伊豆山奥の隠居生活

そこのけ、そこのけ、子鹿が通る

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今年は例年にも増して鹿の数が多いようです。

エクのバッテリー上がりが心配で、少し走らせたかったのですが、前日買出しに行った麓のあまりの暑さに懲りて、ここの別荘地内を走るだけにしました。ここは、エクで走るには面白いショートコーナーが連続していて、高低もあり、車もほとんど走っていないので、かっ飛んだらかなり面白いテクニカルコースになります。

が、この静かな別荘地のことですから、あの格好と爆音で走り回ったら、すぐにどこの誰かばれてしまい、顰蹙を買うことになりますので、できるだけ大人しく走ります。

もう一つゆっくり走る理由は、鹿やイノシシの飛び出しです。この日も15分も走らないうちに2回も道路上に鹿が現れました。この季節は春に生まれた子鹿が少し大きくなって親の目を盗んで勝手に動いたりするので、なおさら注意が必要です。

一番目の写真のようなエクだとつい右足に力を入れたくなるようなコーナーで、石垣を登れずに先に上がってしまった親鹿を見上げている子鹿の姿を発見。この時、注意しなくていけないのは子鹿ではなく、反対の左側です。鹿は一家で行動するので、1頭見かけたら4~5頭いると思った方がいいです。案の定、コーナーに近づいた途端、左側から1頭飛び出しました。親鹿のようでした。

不思議なことに、彼らは人間が車に乗っている限りは、あわてて逃げません。じっとこちらを見ていますが、ドアを開けたりするとサッとピョンピョン跳ねながら姿を消してしまいます。

ぐるっと一回りしてガレージに戻り、アプローチをバックで上がっていくとバックミラーに動くものが映りました。アレっと思って窓から顔を出したら、3頭の鹿の白いお尻が裏手のほうに消えてゆきました。

さて、楽しかった夏休みも今日でおしまい。クーラーのいらない毎日も、人間を見ない毎日もおしまい。
しかたない、がんばろう。